オーストラリア記念館 探訪記



 これはまさしくEXPO'70のオーストラリア館のミニチュア模型



 しかもチャチな造りではなく、かなり精密に再現されている本格派の模型




当時の写真集や図面を見てパビリオンを作成しましたが、それらではわからなかった 
サンクンガーデンの底の部分も再現されています。 なるほどこうなっていたのかと感動。
パビリオンのリメイクに取りかかる気持ちになりました




 それは確かに半世紀近く前にあった出来事、、、




 外に出ると陽はいっそう高く、空は青くなっていました。
近くには公園があり、市民の憩いの場になっているのでしょう 




河口の向かい岸には化学コンビナートが立ち並んでいる。かつて公害で
 名を馳せた四日市は今は昔のことなのであろうか、、




 河は伊勢湾へと続いています。河の流れが時の流れと重なり
古いスコットランドの唄「The water is wide」を口ずさみたくなりました 


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お隣には斬新な近未来的建築物「四日市ドーム」が、古く年老いてしまった
斬新の先達「オーストラリア館」を横目に颯爽と建っていました。




 陽は西に傾き始め、想いは尽きないがお別れの時間となった。
 今一度その姿を深く胸に焼き付けておくことにしました。
 これを見るためだけに遠くここまで来ることはもうないだろうと思うから。



 振り返りまた振り返り、歩き出す





その姿は遠ざかり、やがて見えなくなりました。












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